この救急車は、消防署の救急車ではなく、民間病院付属の救急車。
119番をかけてもやってきてくれない。
目の前で事故を起こしてもとまってもくれない。
何のための救急車?
実はこの救急車には重要な任務がある。
ご存知のように、大阪には、多くの路上生活者がいる。
特に多い地区っていうのがあるのだが、このあたりを重点的に走り、行き倒れを見つけると自分の病院に搬送する。
もちろん、こういった方は健康保険未加入がほとんど。当然お金も持っていない。
では、医療費は?
もちろん、民間の病院だから慈善事業ではない。ビジネスだ。
行き倒れの医療費や入院費は自治体から支払われるようになっているのだ。
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路上で倒れているところを収容された患者は、“行路(こうろ)さん”と呼ばれる。
ある病院では、意識不明の行路さんの身元がわからない場合は、「○○五十太郎」のような呼び名をつけているという。○○の箇所は、その病院の名前が入る。「五十太郎」の「五十」の部分は一種のシリアル番号である。その次に意識不明&身元不明の行路さんが運ばれてきたら、「○○五十一太郎」という呼び名が付けられることになる。
路上で意識不明に陥っているところを発見された行路さんたちは、病室で生命維持装置と接続され、いつ覚めるともわからない眠りを眠り続ける。彼らの眠りが長ければ長いほど、自治体から多くのお金が支給されるという寸法である。つまり、それは市民の血税である。
(なんでも評点)
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路上生活者も安心して生活できる町という観点からは、税金の使われ方は問題ないかと思うが、ここまでしてビジネスにしている病院に対して税金を投入するっていうのはどうなんだろう?



